「MZに不可能はない!」で有名なMZ-700です。
僕が初めて購入したデスクトップ・マイコン(なんて呼ぶ?)です。
中学2年生の時、お年玉をすべて叩きLAOXで現品49,800円(当時消費税ない)で買いました。
お金が足りず、グレードが最も低いモデル(MZ-711)にしました。
フロッピーは勿論なし、データ・レコーダも以前に入手したポケコン(PB-300)で使っていたものを共有です。
これでは何もできないので、いくつかの安いゲームをおばあちゃんに買ってもらいました。
MZ-700はグレードが3つありました。
- MZ-731:プリンタとデータ・レコーダを内蔵
- MZ-721:データ・レコーダを内蔵
- MZ-711:なーんにもなし
「月刊 ベーシック・マガジン」というプログラム投稿雑誌を買って、片っ端からゲームのプログラム・リストを打ち込みまくりました。その後、「月刊 Oh!MZ」という専門雑誌を購読し、本格的にBASICやマシン語を学び、プログラミング技術を身につけました。
マシン語でのプログラミングは、アセンブラを買うお金はないのでハンド・アセンブルです。
当時、BASICもアセンブリ言語も、ノートに鉛筆で書いてから、マイコンに打ち込んでいましたネ。
写真の上にあるラジカセ・コンポはなんと、テレコンポ(テレビ内蔵のラジカセ)です!
当時、「パソコン・サンデー」とういうTV番組がやっていて、副音声(知ってる?)には、その日に放送したプログラムを音声で配信していました。
この副音声を音楽用カセット・テープに録音するために、このテレコンポを使っていました。
とにもかくにも、人生に大きな変化をもたらせた印象深いマシンです。